学校の先生に腹が立ったんです。

今日は、あるお母さん(小学1年生のお子さんをお持ちです)からの相談をご紹介します。
学校の先生との関係について、知っておいていただきたいと思いました。

お母さんからのLINE
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おはようございます。
昨日の○○(お子さんの名前)の連絡帳です。
先生の言葉に腹が立ってしょうがありません。
教育者としてこのコメントどうかと思います!!
まだ連絡帳を書き写すのに必死なのに…
先生に文句言ってやりたい気分です!!
大谷先生!どう思いますか?
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写真がアップされていました。
お子さんの字で連絡帳に
おんどく
プリ1まい
と書いてあります。

「お」が半分消えていました。そして「ん」が二重になっていました。
そして
「おんどく」の下に「きたないです。よめません。」と学校の先生が書いていました。
それに対するお母さんの気持ちが「腹が立つ」でした。

私は、次のように返事しました。

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腹立ちますよね~

おんどく と書いてあるんですよね。
ちゃんと読める!!

先生の問題点
人を指導する立場の人は、否定語を使ってはいけません。
相手がマイナスイメージしか持たないからです。

ここでは、もう少しきれいに書こう!
とか
「ん」が二重になってるよ!
「ん」を一度消したとき、「お」も少し消えたね~
消えたところはもう一度ちゃんと書こう!

なんて、書いてあげればよかったんです。

でも、この先生はそうできなかった。
私もやってしまうことがあるのですが、
ついつい、「きたない」という否定語をダイレクトに使ってしまいます。

だから、これは先生のミスです。
お母さんの腹立たしい気持ちは私にはよくわかります。
ただ、それをダイレクトに先生に言いつけても何にもならない。

先生が伝えたかったことの本質を理解して、前向きに
お子さんが丁寧に書けるように、いい言葉かけをすることが大切だと思います。

腹立つ気持ちを少し抑えてください!!
そうしないと損をするのはこっちの方です!!

先生がなぜそんな失敗をしてしまうかというと、
先生は、一人の生徒を見ているのではないからなんです。
この連絡帳ノートを毎日30人分見てコメントしている。
そう、ついつい面倒くさい・・・って気持ちが生まれるのです。

どうしてほしいかって書くより、きたないの一言の方が簡単ですよね。
先生が、そこに負けてしまっているのです。

先生としてはダメなんですよ、本当は。
でも先生も人間です。
そういう面が出てしまうことがどうしてもあります。

親としては
我が子一人対先生一人の関係

でも、先生側からは
先生一人対生徒30人の関係

この違いを理解して、先生とつき合わないと、
腹立つことばっかりになってしまいます。

実は、教育者もただの人間です。

神戸では、教師間のイジメも報道されているよね。

いい先生が、あるとき信じられない行動を起こしていることもあるんです。
それも人間です。

私も、いつもそこを問われています。

家内が100均で買ってくれた鏡が、私の机の上にあります。
いつもニコニコしているか、自分で確認しなさいと、買ってくれたのです。

その鏡を見て、ニコッとして、授業に入るんですが、
帰ってきたら、「また怒鳴ってしもうた~」っていう自分がいます。

人間というのは、なかなか難しいものですね。
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昔から教師のことは聖職者ということがあります。
でも、教師は聖人でも何でもありません。
皆さんと同じ、ただの人間。

ただの人間が、人間の成長にかかわるお手伝いをしている。
私はそういつも考えるようにしています。

幸い、相談してくれたお母さんには、私の気持ちが通じたようで、
次のような返事をいただきました。

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大谷先生ありがとうございます!!
冷静になれました

先生だって人間ですよね。完璧を求めてはいけない
30数人を一人で見てるんだから。

○○には私が上手に声掛けしていかなければいけないですね。
連絡帳見てすぐ、
何これ!なんでこんなこと書かれなきゃいけないの??
って○○の前で言ってしまいました~~反省です。

大谷先生は奥さんがくれた鏡を見て毎日笑顔を心がけてるんですね!素敵すぎる〜

わたしも笑顔でいられるよう毎日頑張ります。

大谷先生の意見、すっごく貴重です!ありがとうございます!!
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